製作委員会の定例会でした。ハワイでの撮影について話し合いを進めています。

ハワイには真珠湾攻撃の時点で15万人を超える日系人が暮らしていて、そのうちの3分の2は米国で生まれ、米国籍をもつ人々でした。家族で働いて暮らしをよくしていこうと、広島、山口、熊本、福岡、沖縄から移住し懸命に働いてきた人々の生活を大きく揺るがした戦争。そして、米国人としてのアイデンティティーを求め自ら志願し戦場に行った若者も少なくありませんでした。

「何人であるのか」「どこの国にルーツを持つのか」という課題と共に移民同士でも考え方や価値観の違いがあったことは想像に難くありません。平時でも起こりうる摩擦が、戦時下では更に激化することも想像できます。

移民政策が始まってしばらくの後、出雲大社の分院ができたり、ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮が創祀されたりして故郷を想っていた人達がいたことも、はっとさせられる一面です。

現在、社会課題の可視化が進みつつありますが、課題の根本は変わっていないのでは?と改めて感じるディスカッションとなりました。ハワイの取材では、アメリカの退役軍人の方、日系アメリカ人の方、ハワイに嫁いだ方などそれぞれの視点からお話を伺えればと思います。

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